読書感想文㉔『スピード整理術-頭のいい捨て方・片づけ方60の具体例-』-中谷彰宏
こんばんは。
今日も今日とて残業でした。
やる事を一杯残して帰りました。報告書を書こうにも手が進まず、企画を考えようにも頭が働かず作業が進みませんでした。こういう時は、いっその事帰るぞと思い、やる事を残して帰りました。
家に帰ってからもやる事は一杯ありますが、かえってすぐにはやる気が出ませんでした。「ブログの更新」、「仕入れ商品のリサーチ」、「読書」、「プログラミングの勉強」…
21時前に仕事が終わると、家に帰り食事を済ませると22時前です。冷静に考えてみると、2時間で出来る事は限られています。
今日は、全て休んで早く寝ようと思いました。
身支度を終わらせ、ベッドに入りましたが寝れません。気づいたらスマホでリサーチをしておりました。歯磨きによく例えられますが、やらないと気持ち悪い体になっているのかなと感じました。
少しの間「仕事が進まない時の共通点」を考えてみました。
1つ目は、「本を読めていない」。2つ目は、「部屋が散らかっている」。3つ目は、「家に着いた瞬間に服を脱いでいる」。
・1つ目の「本を読めていない」については、
そもそも本を読む時間が取れないから、作業が進まない。本を読む事が、作業をする上でのウォーミングアップになっていたのです。
・2つ目の「部屋が散らかっている」については、
部屋が散らかっているから、落ち着いて作業が出来ないという事も理由ですが、一番は他にあります。
使ったものを元に戻す、ゴミが出てもゴミ箱に入れない、必要なものを買ってきても収納する場所までもっていっていない…
このような当たり前の事が出来ていない・めんどくさいと思ってしまうがために作業が進みません。普段の作業よりも簡単な事が出来ていない状態を部屋は表しているのかなと思います。
・3つ目の「家に着いた瞬間に服を脱いでいる」については、
服を脱ぐという行為は、私にとって家に着いた瞬間にスイッチがオフになってしまっている状態なのかなと思います。集中して作業をする時は、家に着いてもスーツのまま作業をしています。荷物だけおいてパソコンに向かっています。
クールビズやビジネスカジュアルという言葉がありますが、スーツはメリハリをつけるためには必要なのかもしれません。ある程度窮屈な服装が、緊張度を高めているのではないかなと思いました。
■『スピード整理術-頭のいい捨て方・片づけ方60の具体例-』-中谷彰宏
・読んだ時間:1時間かからないくらい
特に意識したわけでは、ありませんが帯のところが照明でうまい具合に隠れています。
机を見ると「〇〇〇」の能力がわかる。
隠れている部分は「その人」です。隠す必要がありませんでしたが、興味を惹くかなと思いこの写真を使用しました。
60個具体例が書かれています。
昨日記事にしました『1分間ピケティ』同様に1つの事例に1分程度で読むことが出来ます。サクッと読める本です。
また、星新一のショートショートの様に、1つの事例で完結する内容ですので、途中で読むのをやめたり、気になるところだけ読んでも良いかなと思います。
事例の一部です。
帯に7つほど書かれています。全部で60事例があるので7つも事例を紹介するのは、大盤振る舞いすぎでしょう。
■「自分で持たずに、人に持たせる。」
私が一番共感した事例です。
主にこの本では、必要なもの以外はどんどん捨ててしまおうと「断捨離」を推奨しています。
「周りがすっきり整理されると、頭の中も整理される。頭の中が整理されると、仕事もはかどる。」といった流れの様に感じました。
ただ全て捨ててしまうと、「後になって必要なものが出てこないかな…」と不安になったりしませんか?
「このどっちつかずの物は人に持たせてしまおう」
私もそう考えています。一番下っ端なので、当然上司に持たせることは、そんなに多くありません。
なので、私はパソコンに持たせることにしています。
雑務が多いため、この様などっちつかずのデータは多くあります。
そのため、後で取り出しやすい様に「大カテゴリー>中カテゴリー>小カテゴリー」とフォルダーを設定して管理しております。
書店が良い例です。
お金に関する本であれば、「大カテゴリー:書籍」・「中カテゴリー:ビジネス本」・「小カテゴリー:金融」となります。
ネットショップを例に
タブレットPCであれば、「大カテゴリー:パソコン・スマートフォン」・「中カテゴリー:タブレット」・「小カテゴリー:タブレットPC」となります。
ただ私たちの仕事は、書店やネットショップではありません。書店やネットショップに当たるところは、会社全体。営業部の地方営業所の営業マンなので、書店やネットショップの1つの書棚や、製品カテゴリーに当たります。
そのため、自分のパソコン上には、多くの大カテゴリーを作る必要がありません。というより作りすぎると探すのが大変になります。大カテゴリーは多くて3つまで。あとで調べるのが非常に楽になります。
また、クラウドも活用しています。検索する必要のないもので保管しないといけないデータはどんどんそこに保存します。入れるだけで当分取り出さないデータに関しては、自分のPC上に必要が無いものです。クラウドに入れていきましょう。
必要なものを必要な時に取り出せる、不要なものだけれども捨てられない物はクラウドに預けるという事で非常にすっきりとしたパソコンになります。
初めに戻りますが、
「机を見るとその人の能力がわかる」という言葉がこの本の帯に書かれています。
現代版では、「デスクトップを見るとその人の能力がわかる」。デスクトップに壁紙が見えない程アイコンにあふれている人は…(笑)
「不要なデータ=ゴミ」で溢れかえっているか、必要なデータが中にはあるが取り出せない状態になっているかのどちらかです。
明日、仕事に余裕が出来た方は、パソコン内の断捨離を行ってみてはいかがでしょうか?
(追伸)
偉そうに色々と書きましたが、私はそれよりもまず初めに身の回りを整理します。初歩の初歩が疎かになっています。
断捨離とまではいきませんが、身の回りで捨てれるものをどんどん捨てていきます。明日は早起きをして、ゴミ袋を満杯にして出社します。
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