読書感想文㉑『「朝4時起き」の超習慣術』-中島孝志
こんばんは。
最近Twitterでよく「#おはよう戦隊」や「#早起きチャレンジ」というハッシュタグをよく目にします。早起きって大事だなと思っているものの中々出来ていません。
私の朝を一言で表すと「怠惰」そのものです。
寝る前にアラームを「5:00」から「7:30」まで30分おきにセットしています。計6回程アラームが鳴ります。
「怠惰」と書いてあるのでお気づきかもしれませんが、大体「7:30」のアラームが鳴る頃に起きています。
私は、iPhoneを使用しておりますが、それにはスヌーズ機能がついております。
これがまたアダとなります。運よく5:00に目が覚めたとしても「スヌーズ」をタップしてもう一度寝ます。スヌーズ間隔は10分です。これがまた、絶妙な感覚なのです。ちょうど二度寝出来ます。眠りについたところでまたアラームが鳴ります。
「もう少し寝たい…」という感覚が復活します。
そうこうしているうちに5:00から7:30の2時間半が過ぎてしまいます。
起きてもすごく眠たいです。途中途中でアラームに起こされ、また少し眠りについたところでまた起こされで、結局2時間半も時間があるのに十分な睡眠がとれておりません。
この時間に起きたら、寝る前にやろうと決めたことをする時間がありません。
寝る前に決めているのは、「ブログの構想を練る」「仕入れ商品のリサーチ」「時間が許すまで本を読む」「プログラミングの勉強を進める」「SEOの勉強を進める」…
スヌーズをタップする時の心情は、「こんなに出来る訳ない」「明日に持ち越してやればいいや」「昨日やったし今日くらいはいいか」…
出てくるのは、言い訳ばかり。
そして7:30になり、慌てて起きます。急いで出社する準備をして、間髪入れずに家を出ます。電車には駆け込み乗車。
朝唯一の自分の時間は、通勤電車の15分のみです。しかし、7時台の通勤電車は満員です。本を読みたいので、座れる席を必死に探しています。周りからはすごく切羽詰まった人に見えます。学生の時、座れる席を必死に探しているサラリーマン・おばちゃん・おじちゃんを見て卑しいなと感じていました。その中の1人になっています。
日中も、集中出来る時間はごくわずか。昼食後、夕方とすごく強い睡魔と戦っています。昼食後は大敗する事が多々あります。昼寝が影響して、午後は始動が遅いです。
毎日寝る前に、「今日1日頑張ったか」「今日1日一生懸命活動したか」と自分に問いかけています。ただ、朝のこの時間・行動が引っ掛かり、自信をもってYesと答える事が出来ていません。
「明日は頑張るぞ」「一生懸命過ごすぞ」と意気込んで、アラームをセットし、眠りにつきます。
そして、朝…
スヌーズをタップしている自分がいます。「怠惰」以外の何物でもありません。
これでは、いくらたっても自分の時間を増やす事が出来ません。頭がすっきりしている朝に活動したいと思って毎日を過ごしていました。外回りをしている時の昼食はもっぱらコンビニ飯です。
昼食を買いにコンビニに入りました。入ってすぐ雑誌類が目につきます。こんな怠惰な生活を見直したいと思っている私の目に入ってきた本を今回は紹介します。
■『「朝4時起き」の超習慣術』-中島孝志
・読んだ時間:2時間くらい
気づいたらこの本を手に取っていました。本を買う前に「はじめに」を読む事が多いのですが、この本は読まずに買っていました。
良くない事ですが、コンビニであれば立ち読みが出来ます。「はじめに」を読んでから買えば良いのにと冷静であれば考えていたと思います。時間帯は、昼時。先に書いた通り非常に強い睡魔が襲いかかろうとしている時です。冷静ではなかったのかもしれません。この睡魔に打ち克つために、藁をもすがる思いで買ったのかもしれません。
■「朝4時起き」
これには、理由があります。
作者は1日24時間を3分割して考えています。3つのくくりの内1つ当たりの時間は8時間。睡眠時間を8時間としています。したがって「朝4時起き」から逆算すると就寝時間は20:00。
「朝4時起き」だと午前8時間、午後8時間と均等になります。私は「7:30起き」なので、午前4時間半、午後11時間半となります。偏りすぎです。多くの方は私の様な時間配分になっていないでしょうか。
午後の時間は、本当に頭が鈍っています。昼食を食べるとすごく眠くなります。昼休憩終わりからアクセル全開で仕事に取り組める人はかなり少ないと思います。食後は、誰でも眠くなったり、頭がボーっとしたりします。生産性が落ちます。
つまり、午前中の時間を多めにとる様に起きる時間をずらしている。頭が冴えている午前中に活動をしてしまおうというものです。ただ、闇雲に早起きをして睡眠時間を削るという事は逆に生産性を落とします。出来る限り睡眠時間は確保する事が肝要と書かれています。
■それでも起きれない
それでも起きれない人もいるかと思います。
現に私がそうです。この本を読んで早起きって良いなと思ったのにも関わらずです。
その場合は、起きれる動機付けをするという事が書かれています。この本では「ショック療法」と表現されています。詳しくは本を読んでみて下さい。
私は、動機づけとして通勤経路・職場の近くに「朝6時から空いている喫茶店はないか」探してみました。そこに「コーヒーを一杯飲みに行く」という事を動機づけにしようと思いました。
ありませんでした。
今は違うものを模索中です。気候に左右されないもので何かないか…喫茶店を探すのを動機づけにしようか…
(追伸)
「朝4時起き」
よく考えるとすごく極端です。そういえば、極端な習慣について書かれている本は前にも読んでいました。こちらも読んで頂ければ幸いです。
読書感想文⑫『できる男は超少食 -空腹こそ活力の源-』-船瀬俊介 - bkp_japan’s blog
「時間はいつも赤字」
この見出しを見てハッとしました。「やりたい事はあるけど、毎日出来ていない」という状態を赤字と考えると、1週間で相当な借金を背負っています。
1日1日の積み重ねが重要だと感じました。
明日から「早起きチャレンジ」します。
価格:233円 |