読書感想文⑰『すぐやる人のノート術』-塚本亮
こんばんは。
最近は、仕事に追われ、平日起業に向けた活動が出来ておりません。
「仕事をいかに早く終わらせ、いかに早く帰宅するか」が最近のミッションです。
仕事がたまった時ほど、普段すいすいやっていた業務が捗りません。
やる事が多いと「あれからやろうかな、いやあっちの方が優先度が高いな」と優先順位を気にして仕事を進めることが出来ない。
「あれをやりながら、これもやってしまおう」とマルチタスクになり、締め切りが近くなるとどれも手が付けられないという結果になってしまう。
そもそもやる事が多すぎて、やらないといけない事が出来ない。
やらないといけない事を忘れてしまう。
締め切りが分からなくなってしまう。
色々と問題が出てきますよね。
私もそうです。メモ・やる事リストを作らないと出来なかったり、忘れたり、中途半端に色々手を付けてしまったり、してしまいます。
こういう時に、私はTo Doリストを利用しています。以前まで利用していたTo Doリストはノートを半分に折って、そこにやる事を箇条書きで羅列したものです。
やる事を書き出すと頭が整理されましたし、やる事が出てきた時に忘れない役割もしていました。また、やる事が増えてきた時そのメモを見返すと何からやらないといけないのかが分かってきました。リマインダーの役割です。何よりもやった事を消していく事が快感でした。
ただ、そのTo Doリストには、一つ欠点がありました。やっていない事が埋もれてしまう事が多々ありました。
今回読んだ本には、それを見直す方法が書かれていました。
■『すぐやる人のノート術』-塚本亮
・読んだ時間:3時間くらい
To Doリストを見直したいという理由で買っていません。最近、活動量が減ってきており、やれる事も出来ていないなと感じることが多かったからです。
この問いかけが自分にされている様でした。この問いかけを見た時、買う事を決めました。
To Doリスト(=タスコンノート)以外にも、やった事に対する反省(=リフレクションノート)や打合せ・会議中のメモの取り方(=トリニティノート)、自分の感情を整理する方法(=クレンジングノート)、やる気スイッチをオンにする方法(=トリガーノート)という5つのノートの取り方を具体例とともに書いてあります。
すごく実践的な内容だと思います。真似してみて思いました。
ただ、私はここに書かれている内容を全て真似をするのではこの本を読んだ意味が無いと感じました。
自分に合った方法に、「アレンジ⇒実践⇒改善⇒より自分にあった方法を見つける」といったサイクルを繰り返す事で初めて意味が出てきます。
■To Doリスト
私は、まず初めにTo Doリストを見直すことにしました。
先にも書きましたが、今までの書き方は、ノートを半分に折ってその半分に箇条書きという方法でした。やっていない事が埋もれてしまう事が問題でした。
この図を見てハッとしました。
埋もれるというのには、2つ原因がありました。
1つ目は、やる事を大きい紙に書いていなかった事。
私のTo Doリストは、ノートを半分に折り、半分に箇条書きでリストアップします。1つの項目は、1行に収めていました。ノート半分の内の1行なので、文字が小さくなっていました。
2つ目は、時系列が無かった事。
時系列が無い事で忘れてしまっていたのです。
時系列に分けて書くと、やる事にやんわりですが締め切りが出来ます。夏休みの宿題原理だと思います。始めのうちは時間がたくさんあるため、やる事を後回しにしがちです。ただ締め切り(夏休みの最終日)近くになってくると否が応でもでもやります。しかも出来てしまいます。このようなイメージがしました。
また時系列に分けて書くと、自分のその日の動きも想像しやすいです。
出社して「FAXの処理を済ませて」、「外出先ではメールを返信して」、「帰ってからは次の日の予定を立てる」、「それが終わったら準備をして」…
といった様に次の行動がイメージ出来ます。
■いざ実践
ノートを丸々1ページ使います。
これだけで、良くなかった原因「小さく書きすぎてしまう」が解消されました。
すごく簡単です。
次に時系列です。
この本を真似して、4分割にした後、+αの欄を設けました。
時系列に関しては、「朝、AM、PM、夜」の4つです。
朝は、会社に行くまでにする事を書きます。
AMとPMは、会社にいる時間の午前・午後にする事です。昼休みをまたぎそうな時はAMとPMにまたがるようにやる事を書きます。
夜は、会社を出た後にする事です。会社から家に帰るまでの帰り道に買うものや、郵送物を出すといったものまで細かく書きました。当然ですが、家についてからやる事も書いてあります。ブログの更新もその一つです。この欄には、To Doリストの中で一番大事な事が毎日書かれています。「明日やる事を書く」という事です。これをする事で起きてからの始動が無茶苦茶早くなりました。
最後に+α「継続」ですが、ここには1日で終わらない事を書いています。ここに出来るまで毎日書くことで長期戦のやる事を忘れない様になりました。また、早く消してしまいたいので普段よりも早く終わらせることが出来る様になった気がします。
すぐやる人になりたい方は、是非読んでみて下さい。実践的な内容が書かれています。まずは、真似をして、次に自分流にアレンジしてみて下さい。
(追伸)
すごく字が汚いです。
字をきれいに書けるようになりたいです。
なりたいじゃなくてなる。明日時間を作ってペン字の練習帳でも買おうと思います。
夜の欄に1つやる事が増えました。
価格:1,512円 |