読書感想文⑤ 『大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』-井堀利宏
今週のお題「母の日」について、ざっと書いてみます。
(もう一人が既にお題に挑戦しているのでこのお題については、2回目の投稿となります。もしよろしければ、こちらも読んで下さい。)
振り返ってみると母の日らしいことって自分から何かしたことは無い気がします。
保育園・小学校時代に、母の日にかこつけたワークショップや宿題で作ったものを渡すくらいでした。
中高生時代は、反抗期で、部活動・塾・家の往復ばかりで母親とも顔を合わす時間が少なかったです。会話も食事の時に一言・二言のみ。
その後、県外の大学へ進学し、一人暮らしを始めました。お盆と正月に帰省する程度。本当は、色々と話をしたいのにも関わらず、年に2回くらいしか帰省しないからか、恥ずかしくて中高生時代と同じくらいの会話のみでした。「仕送りを増やしてくれ」と電話することの方が多かったと思います。
そのまま県外で就職し、同じような状態が続いております。
社会人になってみて、起業を意識するようになって「母親」(父親も)の偉大さに気づかされました。実家は、自営業です。決して裕福な家庭ではありません。ただ、そんな家庭でも、「私一人を四年制の大学を卒業するまで養ってくれたこと」は本当にすごいことだと感じております。
感謝と同時に大金を使って通わせてもらっていた大学で何もしてこなかったことを謝罪したい気持ちです。
そんな気持ちからか、思わず書店で手にした本を今日読み終えました。
実はこの本4年前に購入していた本です。起業を意識し始めて、読まないといけないなと思ったのか、贖罪の気持ちからなのか本日1日かけて読み終えました。
■『大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』-井堀利宏
・読んだ時間:4時間30分
経済学について、非常にかみ砕いて書いてある本です。途中、数式やグラフ等複雑なものが出てきますが、雰囲気だけをつかんで流し読みをしても良いと思います。後で、事例や解説があります。
「30秒でわかるポイントつき」とあります。これも、よく分からない数式やグラフが出てきた時の解説となっています。図解しているので、非常にわかりやすいです。
あとがきにありました。「人生を幸せにするために」という言葉が刺さりました。
使うものは色々ありますが、今まで何もしてこなかった母親(父親も)を幸せにしたいと思います。毎日が母の日と感じてもらえるような恩返しをします。
ちなみに、大学で勉強してこなかったせいか、8割しか理解出来ませんでした。非常にかみ砕いてあるのにこの始末です。本当に情けないです。経済学を少しでも勉強された方であれば、10時間と言わず3時間程度で読み終えることが出来るかと思います。
「母の日」というお題に沿っているか分かりませんが、初挑戦してみました。今年はもう終わってしまいますが、今度実家に帰った際に温泉旅行でもプレゼントしようかと思います。
大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる [ 井堀利宏 ] 価格:1,620円 |